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■桜さば寿司の開発・生産・販売 十一寿司
桜さば寿司開発物語

市場調査と試験販売

自分たちの思いで作ったさば寿司を、市場は認めてくれるのか?
色と香りが付いているさば寿司は邪道ではないか?
そんな不安を感じ、このさば寿司の市場調査をすることにした。

まず、お店に来店される皆様に試食アンケートを3日間実施し、100人程の集計結果を得た。
その中には、「色も香りも要らない」「さば寿司としては、酢も効いてないし物足りない」など否定的な意見もあったが、概ね好感触であった。

津山の人達は昔からさば寿司を食べており、小さい頃から食べていた酢の効いた甘いさば寿司を好んで食べている。味の面ではやはり津山以外の人達に聞いてみたいという思いから、片岡物産の人達に試食を送り、アンケートをとってみた。

コメントを出来るだけ書いてもらったが、その中には「さば寿司はあまり得意ではなかったですが、これだと食べ易いです。美味しかったです」という回答があり、これは嬉しかった。「さば寿司文化のない若い人達に、さば寿司を食べてもらいたい」という自分の思いが通じたのだった。

150人以上のアンケート集計を見て、不安が払拭された。

2002年春、店内で試験販売を開始した。初めての商品なので、試食をしてもらい、商品をアピールすることから始めた。さば寿司は、さばと昆布とシャリが1日経たないと馴染まないため、作った翌日が一番美味しい。そのため、売れるかどうかは別にして毎日5~10本は作り続けた。

最初は目新しさから順調に売れたが、2ヶ月程経ち徐々に販売速度は落ちた。残っても店内のセット寿司の中の一つとして使うことができるので、破棄することは少ないが、それでも残ることは多々あった。

すぐ近くの宮川という川で毎月第二日曜日に朝市が行われていたので、それに出店した。
試食販売を行い、20~30本は売れた。

2002年9月、祭りの時期に合わせて、「うまかろう」というラベルを印刷し、正式に発売することとした。2年間の試作・開発を経て、ようやく商品化された!!